入院した弟の部屋がとんでもない汚部屋でした

10年以上前の話ですが、久々に訪れた弟の部屋がとんでもない汚部屋で驚いたことがあります。

弟は当時55歳で仕事中に倒れて病院に運ばれました。

弟は独身なので、姉である私に連絡がきて病院に行き、とりあえず入院になるので入院支度をしてくるように言われました。

プロがゴミ屋敷を掃除 12

それで弟の部屋に入ると、それは足の踏み場がない…というレベルではない状態でした。

床が見えないだけではなく、ちらかっている服やゴミで家具もどこになにがあるのか見えないような、いわゆる部屋全体がゴミ捨て山のような状態でした。

唯一少しスペースが出来ていた部分は万年床のようで、シーツも敷いていないむき出しの布団は真ん中が人が寝ているような形の巨大な黒い染みが出来ていました。

お風呂もトイレももちろんカビだらけのすごい有様です。
私は途方に暮れて、このなかから入院に必要なものを見繕うのは無理なので、とりあえず下着とパジャマと購入し病院に届けました。

それから弟が入院した2週間の間、娘にも手伝ってもらってずっと格闘です。とりあえず何も考えずに床が見えるまで全部捨てよう!ということで、それにかかった時間が5日。

ゴミ袋は70~80袋くらい出しました。

テーブルやタンスなどが見えてきても、使い物にならない状態だったので、それは粗大ゴミに。

それもカビだらけの床清掃、お風呂、キッチンの清掃は素人ではある程度しかできず、業者に機械清掃をしてもらうしかありませんでした。

その後住めるように最低限のものを揃えて、ぎりぎり弟の退院に間に合わせました。

弟にはきちんと部屋を掃除すること、不衛生すぎても病気になることなどを口うるさく言い、月に1度は部屋を覗きに行くようにしました。

私たちが育った次代は男は家事はしない価値観だったので、弟も親から家事を教わるようなことはなかったのですが、時代が変わり、男こそ1人でもきちんとした暮らしができるような教育が必要だと実感しました。